民主党政権の株価は歴史的に悪夢だったのか?チャート貼ってみた。
民主党政権が悪夢だどうだという記事が最近はてぶで目につくようになってきたので、ちょっとチャートを確認してみたよ。
特にこのトゥギャッターまとめが酷いなとおもった。
自分も株やるまではよくわからなかったから、誰でもこの話題が出たときは基礎知識として理解できるような記事を書きたいな。
これが日経平均株価です。
左の山がバブル崩壊。
下に日本の政権の年表矢印をいれました。
下段の青いのはアメリカの株価との相関関係です。
株価というのはアメリカが経済では世界の中心かつ、最強なのでそこについていけないと置いてけぼりになります。それは悪夢的なことです。
アメリカのチャートはきれいな右肩上がり上がりをしています。
1999-2014までは横ばいです。その期間の二つの山はITバブルとリーマンショックです。
日経平均にもどります。
大雑把にいうと、アメリカと相関できていない期間で、チャートが横這い、もしくは下落トレンドの時代は悪魔的だということです。
見ていきますと、
・海部→悪魔
・宮沢→悪魔
・細川→悪魔
・村山→悪魔
・橋本→悪魔
・森→悪魔
・福田→悪魔
・菅→悪魔
・野田→悪魔
こういう結果になりますが、アメリカと相関できない不可抗力な要因として天災があげられます。
つまり、村山、菅、野田はまともに経済発展できる状態ではありませんでしたので、悪魔的くらいで許してあげるべきなのではないでしょうか。
ちなみに相関係数だけではわかりにくいので、米国株とチャートを重ねてみます。
どうでしょうか。
90年代はバブル崩壊の余波で散々ですが、2000年以降はそれなりに食らいついていっているようにも見えます。
結論としては、株価に関していえば、鳩山政権はそれなりに仕事をしていたが、菅政権は東日本大震災の影響でどうしようもなくなってしまった。
自民党の過去の政権のほうがもっと酷かったということになると思います。
民主党時代はリーマンショック冷めやらぬ中、地震が起こり、超円高が起こり、外交問題が取り上げられ、何をするにも及第点をとることも難しく、国民のストレスも大変なものでしたので、未だに悪夢だと言われて刷り込みのような状況が起こっていますが、数字は正直ですので冷静に考えてほしいと思います。
安倍総理は株価については立派な業績をのこしているので、頭の悪い民主党批判はやめるべきでしっかり自分の結果を誇ればいいと思います。
最後に衝撃の画像です。まさにこれぞ悪夢(´;ω;`)
上のグラフと同じデータですが、きちんと%比率をあわせるとこうなります。
日本が経済成長してない、世界から置いてけぼり、衰退しているという話が身に染みてわかるのではないでしょうか。
よくこれでまだ世界3位でいられるなとびっくりしてしまいますね。
ただこれもバブル崩壊前を起点にしたものですので、2000年以降はさっきのグラフのイメージ通りです。